2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『好き』という感情

私はアロマンティックアセクシャルだ。他者に対し、恋愛的に惹かれない。他者に対し、性愛的に惹かれない。好きな人はたくさんいる。ただその『好き』が『恋愛』なのか判別できない。恋愛的に惹かれるとはどういう状態をさすのかわからないのだ。わかる人に…

追想体験

久しぶりに絵を描きつつ喋るツイキャスをしていたら、ふいに去年の自分を思い出した。不思議な感覚だった。去年の自分が、去年住んでいた部屋で絵を描いてツイキャスをしている。今の私と去年の私が重なっていた。頭の中で駆け巡るのは、気を抜くと危険を伴…

「そんなことないよ」と言わせてしまう

BPDの私はあきれるほどこれをしてしまう。「そんなことないよ」と言わせるために自分を貶めることが多々ある。「そんなことしないで」のパターンもある。対人関係でのアディクションを抱える私は、他者からみると、あきらかに悪影響を受け、心身を害する人間…

自立生活援助

来週からホームヘルパーが買い物をすることになった。家事援助は要介護認定の人のみかと思っていたが、今では精神障害者も家事援助を受けられるそうだ。正直なところ、どんなふうに利用するのかさっぱりイメージできない。ヘルパーさんに買う物をお願いして…

死ぬと本戦出場決定

変な家庭は多々あるが、私が観測する範囲では、家族から逃げたほうがいいケースが多い気がする。逃げられる人はとことん逃げてほしい。逃げて走っていたらたぶんなんとかなるよ。かくいう私も逃げて今を生きている。ふと思い出したことがある。家族の誰かに…

私がなんとかしないと

そう思って働きつづけてきた。あの頃の私は、絶対に倒れるわけにはいかなかった。仕事に関連する出来事。家族に関連する出来事。自分は様々な責任を背負っていた。背負ってきた責任の重みから解放され、軽くなった両肩に慣れない生活をしている。もう家族の…

枯れた木のように

看護を受けることは退所前から決めていたが、ついに生活が立ちゆかなくなり、ホームヘルパーを派遣してもらい、買い物の介助を受けることにした。選択肢としては適切だと理解している。この国では、病気になったり怪我をしたりすると、支え手となる第一選択…

主たる私と感情のかたまりたち

生きたいという意思があるにもかかわらず、なぜか死のうとしたことが複数回あった。普段、意思に沿って行動決定をしている主たる私は、自制心とでもいうのか、自分を律する力が強いというのか、いわゆる『良い子』なので、ほとんど逸脱行動を起こさないよう…

食べたくない自分と食べさせたい自分

今朝、空腹感なんてないのに、なぜか朝食を作っていた。寝起きのぼんやりした頭で人と話をしながらだった。話していたのはいつもの食べたくない自分。なのに作っていた。食べさせるためなのか、食べたいという感情のかたまりで動いていたのか。トーストの上…

イライラした話

久しぶりにイライラを感じた。障害というほど重くはないが、少々生きづらいタイプの人間による「恋人の存在で救われました」話についてやりとりしていた。優しくしてくれる人なら誰でも、それこそ男女関係なく好きになりやすい、ある意味では人生を生きやす…

聞きとり調査と複数の自分

ヘルパーさんを頼むにあたり障害者福祉サービス手帳の受給が必要になったので、今日は聞きとり調査が行われた。おもにこのマニュアルに従ってすすんでいった。https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/…

不安と共に生きてきた

記憶にある格言がある。将来のことを考えていると憂鬱になったので、そんなことはやめてマーマレードを作ることにした。オレンジを刻んだり、床を磨いたりするうちに、気分が明るくなっていくのには全くびっくりする。D.H.ローレンスの格言だ。いつこの言葉…

ヘレディタリーネタバレ感想

アリ・アスター監督の長編映画、ヘレディタリー継承の感想というか雑感。ミッドサマーは見ていないけど、あちこちで評価が高いのは知っている。ヘレディタリーもミッドサマーも、好きな声優さんが紹介してたから楽しみにしていた。苦手なタイプの映画だった…

恋人同士の二人と私

そんな三人で出かけたことが何度かある。あまり良い思い出に分類されていない。一番記憶に残っている恋人関係だった人たちがいる。とあるネットゲームで仲良くなった女性。その女性には、すでに家族公認の婚約者がいた。ただ、その婚約者は過去に浮気をした…

複数の自分

他者から『自分とは何か?』を問われると、私は病的なまでに『自分』というものを深く考える。幼いころに育まれた自分・両親が酔って喧嘩しても動じない自分。・母が「離婚する!」と家を出て行ったとき、母を出迎えるため、父と一緒に玄関で土下座する自分…