2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

一年

長い一年。今年は私にとって、大きな意味を持つ一年になった。公的機関に助けを求めて家族から逃げだし、身を潜めたところでスタートした一年。怖い思い出もたくさんある。けれど、知らない人と生活をともにした経験はかけがえのないもので、成長のしるしだ…

当事者会

虐待を受けた人たちが集まるオンライン当事者会、二回目の参加になった。 抗不安薬を飲み、緊張しながら時間を過ごしていたが、始まったらあっという間の一時間半になった。 いつもどおり、私は誰かにむけて書くのではなく、未来の自分にむけて書く。日記の…

一歩踏みだしたら底が抜けていた

昨日はおおむねそのような感じだった。私にとって緊張を強いられるのはクリスマスの翌日からだったことを、紙の日記につらつら書いていたら思い出した。調子が良いなと感じていたはずなのに。たんに糸が張り詰めていて、たわんだり揺れ動いたりしないから、…

楽しい日だった気がする

周囲の幸せそうな風景をすべてシャットダウンし、朝から鶏肉を焼いて食べ、食後にカフェオレとケーキを食べた。ツイキャスを聴きつつ、日向ぼっこをしながらまったりとコーヒータイム。洗濯物をネットにいれて洗濯機をセットし、その間にコーヒーメーカーを…

自分のペース。友人とは。

一日が長い。とても。とても長い。日が暮れるとほっとする。一人で暮らしだしてから、やっと「私」という存在を自覚することができた。今年、家族から逃げ出してから、よりいっそう「私」というものの輪郭がしっかしてきたように思う。何に悩んでいるのか。…

二年目

いよいよ人としてヤバい行動をおこした家族から逃げ出して、ようやっと二年目がスタートした。あの日と同じように、というか。私の性質、というか。思い立ったが吉日、とばかりに不快だった髪の毛をばっさり切ってきた。知らない店。初めての千円カットだ。…

無題

恐れていた日がやってきた。けれどネットの友人から手紙が届いた。友人、と呼んで良いのかいつも悩む。良いことがあった。私を施設へ誘導して助けてくれた人は、どうやら昨日、引越し祝いをしていたようだ。何もないフローリングの床、ピザを置いた写真が載…

グループワーク

アルコール依存症、薬物依存症の人が集まるグループワークに参加してきた。同じ建物内にあるレンタル会議室で行われたそれは、予想していたより家族団欒を押し出してきて居心地が悪かった。途中から意識が遠のき、両親や兄弟のことを思い出しては体が重たく…

ヘルパーを支援する方法

訪看さんと話し合っていた。ちなみに私は被支援者である。支援される側だ。だがヘルパーとの対人関係でもあるので悩んでいる。メンクリ翌日なので、いつもどおり、床に散らばっている薬を(疲れ果てているため、いつも床に放置している)一週間分ずつ分けて…

薬物依存症と自助グループ、そして家族会。

私はアルコール依存症の人が憎い。そんな憎しみがあるなか、主治医からアルコール依存症と薬物依存症の人が集まる自助グループへと誘われた。そこまでは良かった。まだ。自分が薬物依存症であるのはとっくに知っている。そのために訪問看護師に薬を預けてい…

友人とは

私にとって友人とは、ゲームをしているとき、些細なことでビクッとする私をからかう存在だ。Twitterアカウントを新しく作り、私以外をフォローして、私以外の人とやりとりする存在だ。東京駅で電車から降りたとき、迷子になりやすい私が電車から降りてひとり…

オランザピンと母と節目と

母が飲んでいた薬だ。なぜ知っているのかというと、服薬状況をみるため、たびたび母の薬入れを見ていたからだ。百均あたりで買ったチープなプラケースの薬入れの中、毒々しい黄色の錠剤がいくつも転がっていたのを記憶している。病院で一包化していたから、…