2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の訪問看護

沈黙の30分だった。先週のフラッシュバックでかなりの恐怖感があったため、事前に薬とお茶を用意して出迎えた。フラッシュバックのトリガーは今のところ三つくらい。それらの単語と対処法を書いておいた。自分は本当に面倒くさいと思う。看護師側が話しかけ…

身勝手な人殺し

ドラマ『アンナチュラル』二話、「どうして私を悲しませるの?なにが不満なの?大切に育ててあげたのに」と暴れる母親が去ったあと、主人公は言った。「子供を自分の所有物だと思っているように聞こえました」「一家心中でよくあるじゃないですか。子供だけ…

人間のフリをしているだけ

幼い頃の記憶はほとんどないけど、一瞬でも気を抜くと死にそうだったのだろう。 両親は自殺が大好きだ。 子供を残して死ねないタイプの自殺好き。 だから私は、その自殺に巻き込まれやすかった。 たぶん幼い頃から。成人してからも巻き込まれやすかった。 よ…

逃避

あまりにもフラッシュバックらしきものがキツいため、昼に睡眠薬などを飲んだ。本当はしてはいけないことだ。耐性がついているため、四時間後には覚醒していた。薬でボーッとしていても、嫌なことを次から次へと思い出す。あれがフラッシュバックか、と実感…

思い出す苦痛

看護師に転院の相談をした。転院するかしないかを決めるのは私なので、看護師は医者がどんな感じなのかを訊いてきた。医者は話を聞いてくれるか。医者に伝えたいことを伝えられているか。医者とどんな話をしたいか。私は医者の声が聞こえないのだ。何か言っ…

怯える時間

昼の薬を飲んだのは覚えている。気がついたら三時になろうとしていた。何をしていたのかよく覚えていない。重たくて嫌な気分をずるずると引きずっている。海の底を歩いているかのようなダルさがつづいている。空腹感に苛まれ、発熱にうなされ、明日のストレ…

誰かと暮らす可能性はあるのか

答えはNoだ。私は自分をさらけだせない。がっかりされる。見捨てられる。嫌われる。そういった言葉が頭の中でぐるぐる回る。自信のなさ、脆い自己像、自他境界の弱さ、自尊感情の低さ。色々なものが邪魔をする。そして私は、すぐ人のせいにしてしまう癖があ…

少数側

ストレス源から離れたら、人はおおよそ一ヶ月程度で回復するらしい。noteなどで見かける夜逃げの体験記では、逃げたあとは皆一様に輝いているようにみえる。これが大多数だとしたら、医者が初診のころから「減薬しましょう」「素の自分をだして」「楽しかっ…

まるで溺れているかのような

地に足がついている感覚が乏しい。ほとんど毎日、溺れているような気分で過ごしている。たとえば昨日、看護師相手に死にたい気持ちを泣きながら打ち明けると、ようやく水面に顔を出して息が吸え、呼吸している実感がする。それ以外の日のほとんどは、感情の…

残薬

ヒルナミン100錠くらい。レキソタン2mg5mgあわせて200錠くらい。それから毎日寝る前に飲む薬。昼の薬、頓服、お守りのフルニトラゼパムと今週分だけを手元におき、他の薬をすべて看護師に預けた。今日は訪問看護の日。看護師が部屋に訪れる日。昨日、自分は…

私の病気は

虐待の後遺症を抱えながら生きているが、私はPTSDではない。診断はおりていない。主治医もPTSD診断に対して苦い顔をしていた。難しいから、と。今は適応障害という、なんだかゴミ箱みたいな診断名がかろうじでついている。主治医は初診から減薬をおしすすめ…

紙の日記帳

元々、己の感情を吐き出すためにブログを書いている。シェルターに入り、施設へうつってからも、私は日記を記してきた。インクの出にくいボールペンを借り、ノートは貰った。施設を出て、知らない土地で暮らし始めてからも紙の日記をつづってきた。摩擦熱で…

食事

比較的フラットな気持ちでいられる週末といえど、抱えている問題がやわらぐわけではないのだと、食事のたびに考えこむ。私は食事が苦手だ。アルコール依存症の両親が壊してきた食卓の記憶を、どうにかして回避しようとしてしまうからだ。まったく食事をとら…

不安と恐怖と希死念慮のくりかえし

うんざりするほど同じことをくりかえしている。今週の訪問看護は恐怖のあまり五分で終わった。たとえ看護師であろうとムリなものはムリなのだ。近くに人がいる、というだけで恐怖を感じる。一人暮らしの部屋、距離の近さ、それらは私に『逃げられない』感覚…

同じ苦しみなんかじゃない

私は貧困まっしぐらな生活をしている。障害年金受給と貯金を切り崩しながらの生活で、障害者福祉を頼って生きている。本当に生きているのかわからないけれど命だけはある。誰からも触れられない、触れさせない生活。どれだけ他者からの接触と距離の近さに恐…

恐怖の言語化

私は大きな音が大の苦手だ。今日、それからここ数日、大きな音に晒される機会が多く、ひどく怖い思いをしながら生きている。大きな音が怖いだなんて、多くの人はピンとこないだろう。アルコールを飲んでる両親が言い争いをして、テーブルをめちゃくちゃにし…

不安と恐怖と希死念慮

不安と恐怖と、恐怖が上回って希死念慮になるのを毎日毎日繰り返している。人がくる。それだけ。たったそれだけなのに死にたくなるほど恐怖を感じる。ここは安全だという感覚が養えないほど、気分の落ち込みがある。定期的に人の出入りがあるのは、本来、良…