2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
家族に関する物事すべてが怖い。医者に恐怖を訴えるのを諦めた。減薬を提案していた医者は薬を増やしてゆく。残薬記載しても薬が増えていく。昨日はあまりにも家族に関することを思い出しすぎて、つらさから逃げるように処方量以上を飲んだ。めったに口にし…
よく、『地域に根差して!』『この街で生きていこう!』みたいなのを見かけるのだが、どうやって生きていけばいいのだろう。地域で生きていけない。それができない人間が私だ。虐待家族から逃げている身で、名前もやや特殊なため、地域に根差すと家族に見つ…
医者は情報をほしがるのだと思う。けれど患者は物語りを聞いてほしがるのだと思う。そんななか、自分は医者と看護師に見せるため、紙の日記帳を書いている。通院ノートと名付けて。感情も書くし、起床時間や寝た時間(意識をうしなった時間)なども書く。覚…
セクハラと似たような感じで、本来の意味とかけはなれてライトに使われるようになった気がする。そんなフラッシュバックについてたまに考え込む。嫌なことを思い出すのがフラッシュバックなら、自分は毎日のほとんどの時間、フラッシュバックに悩まされてい…
叫んでも助けはないからだ。それにもう充分、自分は人から助けてもらった。去年の冬、あの決断をしたときから、たくさんの人から背中を押してもらった。スマホを使えるようになってからは、経験者から施設を出たあとのやることリストを作ってもらった。施設…
『女性のハッピーエンドにはパートナーの存在がいる』というツイートを見ただけで、また男女の二元論かよ、と気が滅入るくらい精神的にガタがきている。なんで他人の存在でハッピーエンド?ハッピーエンドというからにはそれは葬式か?骨を拾う人間がいるか…
二十代のころ、私は時計の音に悩まされていた。両親が寝ている隣室から聞こえる目覚まし時計の音だ。隣室といっても、廊下を挟んだ向こうの部屋だからけっこう遠いのだ。ジリリリリリ、と、かなりうるさく鳴り響く目覚まし時計だった。病気の母が、あるいは…
逼迫したものがあるわけじゃない。死にたいとか。逃げたいとか。助けてほしいとか。あるにはあるが、自分のことは自分で助けるしかない。それなりに人に頼ることはできて……いる気がする。親の世話や助けばかりしていたからノウハウはあるのだ。それを応用す…
医者からそう言われた気がする。でも実はよく覚えていない。診察室を出ると、ほとんど忘れてしまうから。自分が何を言ってたのかさえはっきり覚えていない。診察ノートを見ながら、医者が付箋を貼ってたとおぼしきページを読み返してみると、「治らないのに…