クィア・アイを五話くらい見た感想


五人のクィアな男性が、少しだけ人生を素敵に生きられる手助けをするリアリティーショー。

五話くらい見た。


泣ける・感動するという謳い文句のとおり、たしかに良いなと思う。

五人それぞれ普遍的なことを言っている。ごくごく当たり前のこと。自分を幸せにする方法、自分自身をケアする方法を伝えている。


簡単なものでいいから自分の手で食事を作ってみる。

居心地の良い空間を作ってみる。

肌や髪のコンディションを整えてみる。

服装によって気持ちを明るくしてみる。

より良い人生とは何かを考えてみる。



クィアであることを受け入れて生きている、明るくエネルギッシュな五人が、ただひたすら人を褒めまくるのが心地好い。

自分に価値があると思えないときに見ると、なんだかんだで元気になれる。

生まれた国も育った環境もまったく違うのに、びっくりするほど当たり前なことを言っているので、人間とはかくも興味深い生き物だなと感じた。



私は自分自身で「自分はすごいな」と思えるようになりたいが、調子が悪いとなかなかうまくいかない。一年コツコツやってきても、まだ不具合がとれない。

特に不調が重なると、どんな小さなことでもいいので人から褒められたくなる。他者からのケアを欲しがる。

人と接する元気すらないとき、クィア・アイを見ておけば良かったな、なんて思った。